「催眠」と聞くと、自分の意識がなくなってしまい、自由自在に操られてしまうのではないかと感じる人もいらっしゃるかと思いますが、実際は違います。
催眠中も意識はしっかりとありますし、周りの音も聞こえます。
催眠は、神秘的な魔法ではありません。実際に医療でも使われているように、科学的にも効果が認められているものです。
本人が望まなければ、催眠の状態には入れません。
主導権は、いつもあなた自身が握っていますので、他人に操られたり、言いたくないことまで言わされたりするようなことは絶対にありえません。
自分が望んで催眠の状態に入ったとしても、意識はちゃんとあり、答えたくない質問や抵抗のあるものは拒否することができます。
催眠が深くなり、行き着くところは「睡眠」ですので、催眠から目覚めないということもありません。
催眠は、とてもリラックス効果があり、とても気持ちのよい感覚を味わえる体験です。
「催眠」については、事前の説明でしっかりしますので、気になることは何でも聞いてください。
A:大丈夫です。催眠とは、無意識にコントロールされる状態のことではありません。自分が見たくないこと、嫌なこと、言いたくないことは拒否することができます。
そういった詳しい説明も事前に行ないますので、安心してください。不安なことは、事前説明の際、なんでも聞いてください。
A:断定はできません。ご本人の目的意識と本当に改善したいという強い気持ちがあれば、かなりの効果は期待できるといえます。一回のセッションで感情を大きく解放できる場合もあれば、数回かかる場合もあります。
セッションをやる中でこちらから提案することはありますが、何回受けられるかは、ご本人の感覚や意思におまかせしています。
A:もちろん、お受けできます。
その場合でも、セッションをより実りのあるものにしていただくため、事前カウンセリングの時間を取らせていただいています。
A:お伝えしているように、催眠は、セラピストがコントロールしている状態ではありません。周りの音、音楽もしっかり聞こえ、自分の意思もはっきりとあり、主導権はご本人が握っていらっしゃる状態です。
もし、見たくない場面、思い出したくないシーンへと誘導された場合は、「今は見たくありません」「嫌です」と言えば、見ることはできません。
例えば、セラピストが「目をつむってください」といっても、本人が「嫌です」と目を見開かれた場合は、セラピーが始まらないのです。
ヒプノセラピーは、セラピストとご本人の協力作業だとご理解ください。
ですから、地震などが起こった場合には、もちろん私も即座に起こしますが、ご自身の意思で目を開け、動き出すことができます。